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おひさしぶりです。

9月終わりから始まった留学生活もそろそろ5ヶ月目を迎えようとしています。
しばらく更新をサボっていたブログですが、今日は寮の同居人たちを食料棚とともに紹介!
(私が今お世話になっている寮は、部屋は別々でキッチンだけ共有というつくり)
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まずは、日本人女子(23歳)から↓
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私にとって「食べものがない状態」というのは羽をもがれた鳥同然です。
おいしい食事は幸せに直結しています、明日への活力です。
ということで、大体これくらいの食料はいつも入っています。
つくる割合的には洋食(パスタが多い)と和食(うどん、カレーが多い)が半分ずつかな!
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2人め、イギリス人女子(19歳)↓
出身はイギリス東部の海辺。寝るのが大好きで知的なパーティーガール。専攻は人類学。
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とりあえず、芋・芋・芋!いつも芋を煮てつぶししてるイメージ。
マッシュドポテト、冷凍のパイ、パスタが大体のパターン。炭水化物ばかりのわりに超細い。
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3人め、イギリス×ドイツ人女子(20歳)↓
出身はオックスフォード。採れたての魚みたいに活力に溢れていて、凛とした子。専攻は人類学。
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有機野菜、ハーブとスパイスを使った料理が得意。
つくるものが全部健康的でレパートリーも多いし、作業がとにかく早い。嫁にするならこういう子。
親が無類のインド好きらしく、アジアンテイストの料理が多い。
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4人め、オランダ・ドイツ・イギリス育ちの香港男子(23歳)↓
英語・ドイツ・中国語が堪能。興味の守備範囲が広いジェントルマン。専攻は経済学。
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母親はレストラン数店舗の経営者で、男性陣の中では1番の料理上手。旦那にするならこういう子。
戸棚にぶっとい料理本が入っていて、中華から西洋からデザートまでなんでもささっとつくれちゃう。
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5人め、アメリカ×スコットランド男子(18歳)↓
こないだまで17歳だった末っ子。英・仏・西・瑞・韓の5ヶ国語堪能。専攻は言語学と韓国語。
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いかにも大学生入りたての男の子らしく、料理がぜんぜんだめだったけど最近がんばってる。
育ち盛りのせいか、とにかく間食・夜食がすごくて甘いものにも目がない。
一気にドーナツ5個食べたり、アイスクリーム半カートンたいらげたりする。血糖値が心配。
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6人め、アメリカ育ちのフィリピン男子(21歳)↓
さいきん帰国したアメリカ人と入れ違いで入居してきたウンパルンパ似の男の子。専攻は不明。
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ロンドン入りしたばかりで遊びまわってるので、全然料理しない。したと思ったら冷凍食品。
こないだ一緒に外食したときに育ちの良さがにじみでてたので、きっといいトコの坊ちゃん。
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7人め、韓国人男子(26歳)↓
大学卒業後、海運系の会社に勤めてた船乗りさん。今年英語の勉強したのち、来年院に進学予定。
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いかにも「漢の料理」というような料理がお得意。韓国食材ショップから大量に韓国フードを仕入れてる。
さいきんは8歳年下のイギリス人の彼女の部屋に入り浸ってて全然帰ってこない。
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以上の7人で生活しています。
外国人と同居することの良さは、食を始めとした生活習慣までじっくり観察できること。
予想以上に学べることは多い。

また気がむいたときに報告します。でわ( ´ ` )ノ
# by marimista | 2011-01-31 00:01 | りょう
ブログで度々「ロンドンでは歩くのが全然苦じゃない」と書いていますが、今日は毎日欠かさず通る道を紹介します。いわゆる通学路!寮からキャンパスまでは徒歩30分。行き道は時間的に余裕がないので、帰り道の風景を写真におさめました。

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ます、キャンパスを出てまっすぐ歩くと見えるのがラッスルスクエア駅。
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駅が赤くてかわいい。よく観光客が地図をもってうろうろしてます。
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街中にはこのような共用自転車がたくさん設置されてます。そして乗ってる人もかなり多い!バルセロナでも広まっていたし、ヨーロッパでは相当普及している様子。まだ利用したことはありませんが、1時間までなら無料との噂。
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途中でショップ街に住宅が併設されてるモールを通り抜けつつ、ウィンドーショッピング。スーパー、飲食店、洋服店、携帯ショップ…大体そろってます。ここにある、とある雑貨屋さんがお気に入り!ここまでが約10分。
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いくつか住宅街も通り過ぎますが、真ん中には大抵公園があります。このように柵で仕切られてるものがほとんどですが、癒し効果抜群。緑に赤い公衆電話ボックスがよく映えます。
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ロンドンではコンビニよりも、個人のミニスーパー兼八百屋のようなお店が圧倒的に多く、あちこちにあります。ほとんどが移民の人によって経営されてるように思います。お客の入りようをみると儲かってるのか謎ですが、とにかくたくさんあるのでやりくりしてるのでしょう。ここでようやく20分ほど。
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天気のいい日なんかは、ふと見上げると飛行機雲がみえたり、みえなかったり。

(途中でこのペースで写真を撮り続けてたらなかなか帰れないことに気づき、だいぶはしょりました)

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ということでいきなり最後ですが、寮の最寄にあるキングスクロス駅!で―ん!ハリポタでお馴染みの観光スポットです。ここから寮は約5分ほど!

という感じの愉快な通学路でした。写真だけじゃ伝わりづらいですが、ロンドンは景色のどこを切り取ってもなんだかオシャレで、歩くのが非常に楽しい街です!
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なんて言ってたら、今日ついに足にマメができた。しょぼん
# by marimista | 2010-11-13 10:03 | ろんどん
大学の授業も本格的に進み始め、生活がよくも悪くもだんだんパターン化してきました。今日は、日ごろどのような1日を送っているかを紹介します。今日の行動。

11時半―起床
火曜日は週で唯一授業が午後からなので(その他は大体9時)、前日寝るのが遅かったこともあり、遅めにむくり。異常に血圧が低く寝起きが悪いため、目覚めたあとは頭を働かせるために大抵キッチンに直行。起き上がってから3分後には冷蔵庫開けてます。通常の朝ごはんは、パン・ヨーグルト・牛乳orフルーツジュースなど。

2時半―出発
寮からメインキャンパスへは徒歩30分。道のりがステキなので、歩くのは全然苦ではない。今度写真載せます!学校に到着後、例のフリーランチがまだ配られていたので、授業が始まるまでの時間にもらってはむはむ。ベジタリアンメニューなので、栄養をたくさん摂取できるのが嬉しいです。

3時―授業
木曜日は「Culture in Africa」という授業。この日はヨルバ人について。2時間のレクチャー(講義)と1時間のチュートリアル(ゼミ)が1つの授業にセットでついてます。授業に関しても、後日詳しく紹介します。

6時―公開レクチャー
ロンドン大学には私が通うSOASを含め、多くの分校が所属しています。その中の1つであるLSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)は「政治エリート」と称される、数多くの著名人を輩出している教育機関です。すごいです。

そんなLSEでは、毎晩のように各学部が主催する無料の公開レクチャーが開かれています。ゲストは各国首相や大企業のCEOレベルで、とても豪華。今日のゲストはSteven Johnsonというアメリカの作家/起業家でした。新刊"Where Good Ideas Come From: The Natural History Of Innovation"の発売に伴って、テーマは「イノベーション」。
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簡単に内容をまとめておきます。興味がない人はすっとばしで!

前置き:1人の天才が起こしたかのように語り継がれているイノベーションも、多くの場合は掘り返してみると、コラボレーターがいる場合が多い。そして、そのコラボレーターは大抵イノベーションを起こした本人とは全く違う専門をもつ人物である可能性が高い。優れたイノベーターの多くは、多岐に渡るフィールドに人脈があることを示す研究もある、とのこと。

本題:「いいアイディア」が生まれるにあたり、自分の考えや思考が他者のそれと自由に触れ合える環境はとても重要。本来、大学こそがそれをしやすい場でもあるが、インターネットにより可能性は莫大に広がった。「誰のものでもない広大なプラットフォーム」の出現により、アイディア、アイディアの具体化に対する投資がとても流動的になり、共用されやすくなった→イノベーションが起こりやすい。

また、他者の考えと同等に、自分のアイディアをネットワークさせる作業も重要(Stevenは過去6年間、PC上にささいな思いつきから、深い思考までを忘れないように1枚のドキュメントに記しているらしい)。かつてはピンとこなかった自分の考えが3年後には活きたり、結びつかなかった考え同士が突如リンクしたりする可能性は充分にある、とのこと。

結論:残念ながら隣りの人に話しかけられ、聞きそびれた。えええ―。笑


という流れでした。文字に起こすと少しかたいですが、アメリカ人特有のジョークまじりのフランクなしゃべりで会場を引きこみ、最後には気持ちがいいほどの拍手が起こっていました。お見事。

帰りにはいつも寄っている露店の八百屋さんで、苺(1パック100円)とアボカド(1個50円)を購入。寮まで歩いて50分くらい。ロンドンに来てから、1日の歩行時間が格段に長くなりました。

8時半―帰宅
ご飯つくりつつ、食べつつ、キッチンにいたアメリカ人・スコットランド人・香港人と1時間ほど雑談。会話の内容は、日本のガングロギャル(聞かれた)、アメリカの銃社会、スペインの地方行政、タイのレディーボーイ、ギリシャの破綻、北朝鮮のマスゲーム、中国の人権侵害、支持するニュース番組、メディアの歪曲性、耳ざわりのいい言語など…わりと典型的な題材だけど、実際にみんな世界を渡り歩いてるぶん、個人ベースで話ができておもしろかった。欧米の大学生、特にSOASの学生は世界中で起こる出来事に対して何かしらの意見をもってる人が多いので、雑談1つとっても、頭フル回転の毎日です。でもすごく実がある。

という感じの毎日です!ちゃんちゃん。
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最近日が落ちるのがぐんと早くなりました。
5日間ほど、就職活動の関係でボストンに行ってきました!アメリカに帰るのは実に10年ぶり!私が小学生当時住んでいたのは西海岸のLAでしたが、それでも第二の故郷に帰るのはワクワク半分ドキドキ半分でした。

1日目:夕方の便で到着
2日目:就活
3日目;就活
4日目:就活、観光
5日目:朝の便で帰英


という過密スケジュールのため観光は少ししかできませんでしたが、大好きなアメリカに帰れただけでも大満足!スーパーで売ってる食品も驚くほど10年前と変わっていなくて、懐かしかったです(商品サイクルが超短い日本ではありえない話)。

今回は世界中に散らばってる日本の友人たちが一堂にボストンに集まっていたので、同窓会の要素もあって楽しかったです。日ごろアウェーでがんばってる身として、久しぶりに仲間の顔をみるのはホッとしました。

以下写真

チャイナタウンでお昼ごはん!ボストン名物なだけあり、ロブスターはもだえるほどおいしかった。
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ハーバード!キャンパス広いっ!想像以上に新しくてキレイだった。
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偶然行われていたボート大会。いっぱい人がいました。
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ダウンタウンクロッシングで夜ごはん!あいかわらずスーパーサイズ。クラムチャウダーおいしかった。
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今回の渡航準備でなんだかんだ常に心がせわしなかったので、終わった今、やっとイギリスでの留学生活に集中できる気分です!いやっほう!!がんばるで―!
# by marimista | 2010-10-27 13:16 | りょこう
つい先日、ようやくイギリス生活中のケータイを手に入れました!私は何かを新しく買う場合に複数の会社のサービスを比較したり、数ある選択肢の中でどれがいいかを吟味したりするのがとても苦手です。なぜって面倒くさいから(きっぱり)。いつもインスピレーションで「おまえだ!」と決めてしまうのですが、その結果たまたまいいものにめぐり会えたので、ここで紹介します。

ぢゃぢゃ-ん、この子!「三平」と名づけました。
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イギリスの「3(three)」という会社のものですが、購入のきっかけはネットで「とにかくサービス精神旺盛」という評価をみたことでした。実際に買ってみると旺盛どころか、儲ける気があるのか不安なほど。

プリペイドなので基本使用料はかからず、一番安いこの機種は本体代がたったの£19.99(2600円)。ちゃちいのかと思いきや、プリペイドケータイは全機種インターネット可能で、スカイプもMSNもできちゃうなかなかのハイスペック。

それに加え、月に£10(1300円)分のパッケージに申し込むと、①SMS 3000文字 ②通話 100分 ③インターネット 500MB分のサービスがつきます(150MBといわれてもぱっとしませんが、例えばfacebookの閲覧に換算すると1万5千回にあたるそう)。要するに、最初に2600円で本体を買いさえすれば、あとは月々1300円ほどで、あれだけのサービスが使えるということです!

しか-も!パッケージ外になりますが、日本への国際電話は固定電話がなんと1分4p(5円)、ケータイが10p(13円)!価格破壊!!!!さっそく半信半疑で大阪の実家にかけてみましたが(最初に指定された番号を入力する必要がある)、きちんとつながりました。目からうろこ。

幼い頃アメリカに住んでいたとき、たまにかける国際電話は貴重なものだったというイメージが未だに強くあるので、この気軽さは私にとって衝撃でした。今の時代、こんなに安くケータイから国際電話がかけられるとは…きっと、グラハム・ベルが聞いたらたまげるでしょう。どんどん世界の距離が縮まっているのを実感しました。飛行機の移動も低価格化が進んでいるけど、いつの日か「南アフリカ⇔日本、わずか1000円!」なんて日が来るかもしれません。We never know.

(上の換算は全て£1=130円の計算)
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さて!放っておくと私のばあい、グルメブログになりかねないのでたまには食以外のネタも載せてみましたが、やっぱり最後にぺたり。今日のばんご飯、パプリカ丼です!
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豪快にパプリカ3つも使っちゃいましたが、しめて80円!味つけはオリーブオイルと醤油とこしょうと味の素で和風に。野菜まいう-。
# by marimista | 2010-10-16 05:04